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GV-NTX1Aがあれば、Chromecast with Google TVでもテレビが見れる。ただしちょっと制約あり。

2020年11月25日に、GoogleからChromecast with Google TVが発売された。
この製品は、Google製ハードウェアのブランドとして発売されたものとしては2014年11月3日に発売されたNexus Player以来、実に6年ぶりのGoogle TV (旧Android TV) 搭載STBとなる。

...というわけで、今回もmy new gear自慢 兼 ちょっとした検証記事です。

Chromecast with Google TVにはチューナ機能が無い

自分は当時からAndroid TV製品のユーザーで、久しぶりのリファレンス機登場には購入を見送る選択肢はなかった。
しかしここ最近自分が使っていたのはGoogle製ではないサードパーティの製品、具体的にはPIX-SMB400という製品で、これにはテレビチューナ機能がある。そしてChromecast with Google TVには無い。そのためChromecast with Google TVの導入により失われる地上波の視聴手段を確保する必要があった。

なお、現在PIXELAからはPIX-SMB400の後継機としてPIX-SMB100が販売されており、こちらに買い換える選択肢もあった。が、自分がAndroidアプリ開発を仕事としている都合上、どちらかといえばリファレンスに近い製品の方が入手優先順位が高かった。

連携できるチューナの購入

そこで、今回はIO-DATAの販売しているGV-NTX1Aを購入した。この製品は地上/BS/CS受信が可能だが、HDMI出力が無い。リアルタイム視聴 / 録画番組視聴はどう行うかというと、IO-DATAの提供するREC-ON Appを使用する。(もちろんiOS向けにもある)

そしてこのREC-ON AppはGoogle TV (Android TV) にも対応しており、STB上でのリアルタイム視聴を実現可能だ。

Chromecast with Google TVのアドバンテージ

恐らく、最大のメリットはGoogleによって最適化されたランチャーだろう。Googleサービスの利用履歴などを参考に、ユーザへのおすすめコンテンツが最適化され表示される。
今までのAndroid TV製品も、たしかにPlay Servicesを経由してこのような表示を可能にしていた。が、さながらFire TVのようなコンテンツを全面に押し出した表示は真新しさを感じた。

そしてアプリ開発者やGoogle製品のハードユーザであれば、最新のOSがリリースされたらできるだけ早く使いたいものだろう。過去のAndroid TV製品はどうしてもOSアップデートはハードウェアベンダの判断に依存するため、あまりスピーディに提供されているとは言い難かった。この製品はGoogleの判断によって提供されるので、スマートフォンのNexusシリーズやPixelシリーズの実績を考えても、最新のイメージは即座に提供されるだろうと期待できる。

もうひとつ。あまり多くの人は気付かないポイントとして、提供されるアプリの種類が豊富であることも挙げられる。実はAmazon Prime Video アプリは必ずしも全てのAndroid TV製品で利用できるものではなく、自分の使っていたPIX-SMB400ではインストールできなかった。
今回のChromecast with Google TVには、このPrime Videoがプリインストールされている。恐らくGoogleはGoogle TVの市場でのポジションを強化することをビジネス上で重視しており、独自のアライアンス締結を行っているのではと思われる。

ディスアドバンテージもある

1点不便な点として、今回導入したREC-ON AppのGoogle TV (Android TV) 版はあくまでも「レシーバ」であること。テレビ上でチャンネルの選択等はできず、スマートフォン側アプリでチャンネルを選択し、それを当該アプリが起動中のSTBで視聴する、という形になる。
自分の場合はテレビの視聴頻度が極端に低く、あくまでも「インターネット上でコンテンツを発信している人物が地上波にも出る」というような例外的な時のみ... 言ってしまえばGoogle TV (Android TV) 上で視聴可能なメディアをスーパーセットとし、地上波はサブセットのような関係でしかなかった。そのため今回はこれを許容できたが、必ずしも全ての家庭で許容できるものではないだろう。
今回は見送ったが、バッファローからの販売が予告されているnasneの新しいモデルが出た頃には(そして引き続きテレビ向けのAndroidアプリがメンテされるならば)そちらの購入も再度検討して良いだろう。torne mobileアプリはGoogle TV (Android TV) に対応しており、アプリ上でひととおりの操作が可能になっている。

また自分の場合は今まで使っていたSTBとの差異として、Chromecast with Google TVは4Kのサポートに少し不満がある。出力解像度設定としては選択可能なのだが、どうもフルHDの設定ほどスムーズに動作しない。STBとしてのマシンスペックが足りないのだろうか?あらゆる操作が目に見えてカクついていた。